恋に落ちるのは本能。わずか0.2秒で恋に落ちる。
10:11:00
恋は感情ではなく、動物的な衝動
わずか0.2秒で恋に落ちる。
恋愛の脳領域を特定する。
恋愛中の男女を対処に、脳活動の違いを観察したところ、原始的な領域が活発になっていることがわかりました。
原始的な領域とはのどの渇きや空腹を感じる場所です。
つまり人は本能的に恋愛をしているのです。
米国ラトガース大学の人類学者 Helen Fisher 氏が、脳機能マッピングを使って、恋愛を司る脳の部位を特定しました (Science News Blogの記事) 。
現在熱愛中のボランティア (17 人の米国人と 17 人の中国人) を対象に、恋人の写真と知らない人の写真を見たときの脳活動の違いを半年間に渡って観察したところ、恋人の写真を見たときは中脳の腹側被蓋野にある特定領域が活性化することがわかったそうです。
米国人と中国人で活性化する部位に違いは見られなかったとのこと。
また、自分の伴侶を現在も愛しているという結婚 20 年以上の男女 17 人 (40 ~ 65歳) を同様の手法で観察したところ、同じ部位が活発化したものの、こちらの場合は脳幹のセロトニンやバソプレシンを多く含む部位も活性化したそうです。
出典スラッシュドットジャパン
恋に落ちているときには、脳の腹側被蓋野という部分と尾状核という部分が活性化するそうです。
どちらも動物的な本能を担う部分で、脳の奥深くに位置している。
腹側被蓋野と尾状核とはどういう部分なのでしょうか。
腹側被蓋野は、脳の中心に位置する脳幹にあり、脳幹は呼吸、心臓活動、体温調節などの基本的な生命活動を担っている。
尾状核は、脳幹のすぐ外側に位置する大脳基底核と呼ばれる、動作や運動に関わる場所にある。
そして、脳幹と大脳基底核は、全ての脊椎動物が共通して持っている極めて原始的な脳で、別名爬虫類の脳と呼ばれているところです。
これらの部分では快楽を与える神経伝達物質のドーパミンが分泌されていることがわかりました。
ドーパミンは人に集中力をもたらし、やる気を起こさせる物質です。
恋に落ちた瞬間、ドーパミンは0.2秒で脳内を駆け巡るそうです。
ドーパミンは恋する脳のエネルギーなのです。
「恋に落ちる」とはドーパミンが与える幸福感なのかもしれません。
恋は感情ではなく、動物的な衝動だということがわかりました。
「恋は、考えるとか、感じるといったこととは次元が全く違うものなのです。ましてや、理性でコントロールできるものでもありません。もっと原始的な抑え切れない衝動なのです。」
(ラトガーズ大学 ヘレン・フィッシャー)
恋愛が動物的衝動なら男性と女性の友情は成立するのでしょうか?
脳科学的に男女の友情は成立しない!?
友情の脳領域と恋愛の脳領域は離れていることがわかっています。
特に男性は女友達と思っていても恋愛の脳領域が活性化します。(※生殖可能年齢までの話)
何もなかった場合は男性の恋愛の脳領域が未発達・理性が強い、もしくは女性として見ていないということですか・・・
ただ、男性と女性では恋の落ち方に大きな違いががあるようです・・・・ 違いは次回に・・
かしこいWEDDING手帳
0 コメント